デジタルプランナーとは。実際に使って感じるメリット・デメリット
デジタルプランナーって何?
電子化された手帳のことだよ!!
それはなんとなくわかるけど、もうちょっと詳しく知りたいんだ!!
iPadが普及し、紙の保存からデジタルでの保存が加速されました。
それに伴い手帳もデジタル化したものが登場しました。
それが、デジタルプランナー。
この記事では、デジタルプランナーを始めるにはどんな道具が必要で、デジタルプランナーの良いところと悪いところを紹介していきます。
デジタルプランナーをはじめたいと思っている人は、最後まで読んでみてください。
- デジタルプランナーについて知りたい人
- デジタルプランナーの良いところと悪いところの両方を知りたい人
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デジタルプランナーとは
デジタルプランナーとは、iPadのようなタブレットを使って使用する手帳のことです。
文具店や本屋で見る手帳の電子版といったところです。
デジプラと略すこともあります。
スケジュールを管理するための手帳はもちろん、勉強の補助になるスタディープランナー、日々のことを綴る日記帳としてもデジタルプランナーは存在します。
デジタルプランナーに必要な道具
デジタルプランナーを始める上で必要なものは4つ。
プランナーを表示させるタブレット、文字を書いたり操作するためのタッチペン、プランナーを起動させるためのメモアプリ、そしてプランナーの元となるテンプレート。
デジタルプランナーに必要な道具
- タブレット
- タッチペンもしくはキーボード
- メモアプリ
- テンプレート
タブレット
使うタブレットはiPadが主流です。
他にもiPadシリーズのPro・Air・miniがあります。
一応iPhoneやAndroidでも使えはしますが、やはり画面が小さすぎることから、デジタルプランナーには不向きです。
タッチペンもしくはキーボード
一緒にあると便利なのが、タッチペンとキーボード。
この2つは必須ではありません。
手書き文字で楽しみたい人には必須ですが、書き文字を使わないのであれば、iPadの中に備わっているキーボードでもできますし、テンプレートの操作も指でできます。
メモアプリ
プランナーを起動させるためにはメモアプリが必要です。
私が使っているメモアプリはGoodnotes。
他のアプリに比べ、機能が豊富で使い心地の良いアプリです。
デジタルプランナーで使えるメモアプリ
テンプレート
プランナーの元となるテンプレートは、メモアプリに最初から入っている簡易的なテンプレートを使うか、自身で作るか購入するかの3通りがあります。
メモアプリに元々搭載されている簡易的なテンプレートを使う場合は、バレットジャーナルのように自分で手書き使い方をしたい人にオススメ。
かなり自由度の高いテンプレートがメインなので、自分で自由に書くのが苦手な人にはオススメできません。
2つ目は自分で作る場合。
その場合は、タブレットのサイズに合わせてカレンダーなど欲しい項目をデザインし、PDF化してからタブレットに取り込んで使います。
デザインアプリを使える人にオススメです。
最後は既に商品として売られているテンプレートを購入して、メモアプリに読み込んで使う方法です。
カレンダーやバレットジャーナル、日記やスタディープランナーなど、いろんなテンプレートが存在します。
nicottoではデジタルプランナーのテンプレートも販売しているので、気になる人は覗いてみてください。
デジタルプランナーのメリット・デメリット
どんなものでもメリット・デメリットはあります。
デジタルプランナーにも便利な面もあれば、不便な面もあるので、実際に使っているからこそわかるメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット・デメリットを通して、紙の手帳とデジタルの手帳、どちらが自分に向いているのか参考にしてみてください。
デジタルプランナーのメリット
- 書き直しが簡単にできる。
- 場所を取らない。
デジタルプランナーのデメリット
- 初期費用が高い。
- 電池が切れてしまうと何もできなくなる。
- データや本体が壊れてしまうと何も残らなくなる。
デジタルプランナーのメリット
まずはデジタルプランナーのメリットから。
デジタルプランナーのメリット
- 書き直しが簡単にできる。
- 場所を取らない。
書き直しが簡単にできる
デジタルプランナーの1番のメリットだと思っています。
紙の手帳でも、修正テープやフリクション・鉛筆などを使うことで、書き直すことはできます。
ですが、書いた文字を違う場所に移動したい、もう少し文字を小さくしたい、色を変えたい……といったことは、紙がボロボロになってしまったり、修正テープだらけになってしまい、残念な状態になってしまうでしょう。
こういった細かなことがデジタルプランナーであれば、簡単にできてしまいます。
場所を取らない
デジタルプランナーは、iPad1台の中にたくさんのノートが入ります。
スケジュールを管理する手帳。
勉強の補助になるスタディープランナー。
日々のことを残す日記。
自分磨きのためのダイエットプランナー。
どれもがiPad1台の中に収まります。
紙の手帳は、毎年1冊ずつ保管場所として場所をとっていきます。
1年に使うノートが2冊、3冊……と多い人であればなおのこと。
デジタルプランナーであれば、そのスペースがiPad1台分で済んでしまいます。
デジタルプランナーのデメリット
次にデメリットを。
はじめる時、デメリットはメリットよりも知っておいた方が良いポイントです。
デメリットを知ることで、本当に自分に必要なのか、吟味することができます。
デジタルプランナーのデメリット
- 初期費用が高い。
- 電池が切れてしまうと何もできなくなる。
- データや本体が壊れてしまうと何も残らなくなる。
初期費用が高い
デジタルプランナーを始めるために必要なiPadは高いです。
iPadだけでも高いのに、さらにタッチペンやキーボードも揃えるとなると、10万円では収まらなくなります。
中古のiPadでも良いですが、必ずメモアプリの対応機種は確認しましょう。
古い機種の場合、アプリのサポート対応外になっていることもあるので、買ったは良いけど使えない……なんてことになってしまうかもしれません。
お気をつけください。
初期費用にかかるもの
- タブレット(78,800円〜)
- Apple Pencil(19,880円)
- キーボード(2,000円〜)
計 100,680円〜
電池が切れてしまうと何もできなくなる
iPadの電池が切れてしまうと何もできなくなってしまいます。
iPadの充電を怠って家を出てしまった日には絶望です。
訳もなく鉄の塊を持ち歩くことになります。私はすでに何度も経験しています。
このことから、私は常に持ち歩く必要があるスケジュール系は紙の手帳に、家から持ち出す必要がない系(日記・家計簿など)をデジタルプランナーにするようにしました。
外で使う予定がある場合は、とにかく充電に要注意です。
データや本体が壊れてしまうと何も残らなくなる
データは完全無欠なものではありません。
もちろん紙もですが、データに比べれば残すことに秀でています。
iPadが壊れてしまったり、データ自体が壊れてしまった場合、バックアップを取っていなければ全て綺麗サッパリ消えてしまいます。
仕事がデザイナーということもあり、データが飛んでしまう恐怖を何度か味わっています。
その恐怖からも、私は重要なことは紙で残すようにしています。
さいごに
私は紙もデジタルも両方使っています。
紙とデジタルにはそれぞれの良さがあります。
紙だからこその良い部分は紙の手帳に、デジタルの良さが生かされる部分はデジタルで……。
紙とデジタルを使い分けて、手帳をうまく活用してみてください。
-fin-
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